蝋結染めは、かなり古くから世界各国に見られる伝統的染色法。日本では天平時代(8世紀)から見られる。模様部分を蝋で防染し、染色する。
背景を染める前に、模様部分に蝋を塗る。蝋の温度加減は、季節の寒暖に合わせ、長年の勘により調整している。前身ごろは模様部分も蝋結染めにするため、蝋を塗る・染色する・蝋を落すという工程を何度も繰返す。蝋結染めの風合いが活かされる模様を見抜くのも、多くの染色技法をこなす作家ならでは。
蝋結染めは、かなり古くから世界各国に見られる伝統的染色法。日本では天平時代(8世紀)から見られる。模様部分を蝋で防染し、染色する。
背景を染める前に、模様部分に蝋を塗る。蝋の温度加減は、季節の寒暖に合わせ、長年の勘により調整している。前身ごろは模様部分も蝋結染めにするため、蝋を塗る・染色する・蝋を落すという工程を何度も繰返す。蝋結染めの風合いが活かされる模様を見抜くのも、多くの染色技法をこなす作家ならでは。